タモリのジャポニカロゴス(フジテレビ 080902 放映)は
言いまつがい スペシャル。
これまで出た「言いまつがい」171作品の頂点。
言いまいがい 栄光のグランプリを選ぶ、というもの。
タモリのジャポニカロゴス 出演者は
タモリ さん、アンタッチャブル 山崎弘也 さん、アンタッチャブル 柴田英嗣 さん、ほしのあき さん、山田親太朗 さん、松嶋尚美 さん。
タモリのジャポニカロゴス 司会は
福井謙二 アナウンサー、内田恭子 アナウンサー。
(言いまつがいの例)
美容室で。
私:「イメチャンするから驚かないでね」
友人:「あのコみたいにしたら? あのお笑いの」
友人:「面白い子で、プロレスラーみたいな、マイク持ってしゃべる子」
私:「ああ知ってる。ムチャムチャ!(マチャマチャ)」
◆言いまつがい 家族編
●息子と夫が親子仲良くお風呂に入っていた時。
息子:「お父さん、もう熱い」
夫:「じゃあ肩まで浸かって、10まで数えたら出ていいよ」
我が家では、10まで浸かったら出ていいということになっていました。
息子:「ひとつふたつみっつよっつ、いつつむっつななつやっつ、ココナッツとお」
●娘は少し引っ込み思案な性格。
私:「ミキちゃん、電話に出て」
電話の相手:「もしもし、吉野さんですか?」
娘:「……」
特に電話に出るのがとても苦手。いつも恥ずかしそうに小声で話してしまいます。
私:「ミキちゃん、電話は『もしもし吉野です』って元気よくご挨拶しなきゃだめでしょ?」
数時間後、電話が。
私:「元気よく『もしもし吉野です』っていうのよ?」
私のアドバイスを受けて電話に出る娘。
娘:「よしよし、もしのです」
●お金持ちの友人の家で、食事をごちそうになったときのこと。
友人の母:「どうぞ、遠慮なさらないで召し上がって」
僕:「いただきます」
今までに味わったことのない豪華な料理ばかり。
夢中で食べ、
僕:「ごちそうさまでした」
友人の母:「どうでした? お口に合いました?」
最高の誉め言葉を言うつもりが、お腹いっぱいで気が緩んでいたのか、
僕:「どれもこれも食えたもんじゃないですよ」
(食べたことないですよ)
●家族でニュース番組を見ていたときのこと。
全員が強盗事件を報道するテレビに釘付け。
アナウンサー:「犯人は依然、捕まっておらず……」
父:「きっとこれは人見知りの犯行だな」
顔見知り、です。
●息子を連れて、久しぶりに夫の実家へ帰ったとき。
義父に
夫:「おやじ、ちょっと話があるんだけど」
私:「実はお義父さん、私のお腹の中に二人目ができたの」
お義父さん:「おめでたいじゃないか。よかったよかった」
喜び過ぎた義父は思わず、息子に
義父:「良かったなあ。これでお前も、お兄ちゃんかお姉ちゃんになれるぞー」
ナレーション:「男の子はお姉ちゃんにはなれません」
福井謙二 アナウンサー:「どれが良かったですか」
山崎弘也 さん:「よしよしもしのです、が。かわいいじゃないですか」
タモリ さん:「俺の中じゃこれ、点数低いんですよ。かわいいかかわいくないかじゃないんだよ。面白いか面白くないか、なんだよ」
◆言いまつがい 仕事編
●会社のおばさま社員が、得意先の社長からのクレーム電話に出たときのこと。
得意先との関係がこの電話1本で変わってしまうとのことで、おばさま社員は緊張。
得意先の社長:「君と話していてもらちがあかない。切るぞ」
切られたら一巻の終わりと、焦ったおばさま社員。
おばさま社員:「ちょ、ちょっと待ってください。社長ちゃん!」
●おごそかな雰囲気に包まれていた高校の卒業式でのできごと。
先生:「それではこれより、ジャポニカ高校の卒業式を開始いたします。
一同、起立、礼。着陸」
着席、です。
●宅配のアルバイトをしていたときのこと。
僕の配達先での「どうもお届けものです」の挨拶に、
先輩:「暗いんだよ。明るい挨拶しろよな」
僕:「はい、すいません」
接客が苦手な僕。先輩からも暗いと怒られてばかりでした。
次こそは明るく明るく、そう心の中でつぶやいて、次の配達先で
僕:「どーも、おトボケ者でーす」
ナレーション:「明るいにもほどがあります」
●私の職場はアットホームな雰囲気。同僚とも仲がよく、家族のようになんでも相談できる間柄でした。
ある日、一日の仕事が終わったとき、
部長:「帰る前にちょっとみんな、聞いてくれるか?」
プライベートなことも親身に相談にのってくれる、信頼の厚い部長。
何事だろうとみんなが集まると、
部長:「今度結婚することになったんだ」
社員:「え? 知らなかった」
社員:「そんなこと、今までひと言も」
部長:「内緒にしていてすまなかった」
全員が驚きのあまり絶句してしまったそのとき。
部長:「おいおい。みんな揃って、ハトが豆食ってポーみたいな顔して」
(鳩が豆鉄砲を食ったような)
●仕事中、先輩が私の机に来て、
先輩:「あれ、やったのか?」
私:「分かってますよ」
先輩:「先輩に向かって『分かってますよ』はないだろう」
生意気な口をきいた私に先輩は怒りが込み上げてきたのか、
先輩:「言われる前にやれよ」
私:「やりますよ、やりゃあいいんでしょ」
先輩:「そんな気持ちでやるのか? そんなんでやるならなぁ、やらないほうがズッポドいい!」
(ずっと + よっぽど)
●90を越える祖父が亡くなるとき。
家族:「おじいちゃんも大往生よね」
私たち家族は、長生きしてくれた祖父を明るく送り出そうとしていました。
しかし、その日来ていた医者はこんな状況は初めてなのか、かなり緊張した様子。
医者:「ご臨終です。お時間、12時4ぷっちゅん(よんぷっちゅん)」
(12時40分)
ナレーション:「緊張しすぎです」
●人気のラーメン屋さんに初めて行ったときのこと。
店にはその日も、長い行列ができていました。
店員:「お客さん、注文決まりました?」
友人:「しょう油ラーメンで。トッピングはチャーシューとコーン」
店員:「オーダー、チャーシュー、コーン」
私:「(友人に)決めるのは早いな。えーっと……」
店員(私に):「決まりました? (他のお客さんに)すいません」
注文を決めない私にイライラする店員。
私:「じゃあ僕もしょう油ラーメンで。トッピングはネギとモヤシとコーン」
店員:「オーダー、ねぎ、コヤシ、モーン」
◆言いまつがい アナウンサー編
●ナイターを見ながら晩酌をしていたとき。
アナウンサー:「走った、強肩谷繁。2塁」
谷繁選手のプレーに興奮していると、
アナウンサー:「やはりここ一番で頼りになる男谷繁! プロ37年目、19歳になります」
●テレビの臨時ニュース。
アナウンサー:「ここでニュースが入りました。
渋谷区のコンビニ店に、男を持った包丁が押し入りました。
渋谷区のコンビニ店に、男を持った包丁が押し入りました」
山崎弘也 さん:「どんだけ大きい包丁なんだろう」
●夕方のニュース番組で。
アナウンサー:「ここで、新しいニュースが入ってきました。銀行強盗があったようです。現場に中村さんが行っています。中村さん?」
中村 アナウンサー:「今日、午後2時過ぎにこの銀行に強盗が入りました。
刃物を持った男が窓口の女性行員に『おい、顔を出せ』と要求」
●ニュース番組で。
アナウンサー:「きのう未明から膠着状態が続いていた、人質をとっての立てこもり事件に動きがありました。現場の○○さんに伝えてもらいます」
現場アナウンサー:「はい、現場です。立てこもり事件の人質が先ほど救出されて無事保護されました。
無事が確認されたのは、人妻となっていた元妻だということです」
●ニュース番組で。
アナウンサー:「最初は火事のニュースからです。
今朝未明、港区台場の銭湯『松の湯』から湯が出ました」
(火が出ました)
◆言いまつがい オトナ編
●私の高校には、話のわかる美術の先生がいました。
生徒:「この間、松本先生にバイトやめろって言われた」
先生:「バイトは悪いことじゃない。だが、勉強とのバランスが大切だ」
個人的な相談にも親身になって乗ってくれ、生徒たちから大変な人気でした。
そんな先生に、成績の悪い生徒が重要な相談をしたときのこと。
先生:「どうした?」
生徒:「私、卒業できないかもしんない」
そのときも先生は親身になって相談に乗ってくれたのですが、
生徒:「どうしたらいいかな?」
先生:「そうだな。どうしたらいいのか一緒に考えよう。
お前とはもっと、腰を交えて話し合わないとな」
ナレーション:「交えるのは膝だけにしてください」
●厳格な社風で有名な私の会社では、毎朝9時から、各部署の代表者が集まって行う会議が恒例でした。
社長:「現在、インフルエンザが大変猛威をふるっています。たるんでいる者がないよう十分徹底されたい」
そして始まった地獄の出欠確認。
総務代表:「総務、全員出勤しております」
広報代表:「広報、全員出勤しております」
各部署が自分の部署の社員の出席メールを確認し(出席しているかどうか携帯電話にメールを送ってくる)、代表者が発表するのです。
私:「課長、確認メールがきていません。どうしましょう?」
ところが私の課はまだ、確認メールが来ていませんでした。
課長:「どうしましょうって」
課長になったばかりの私の上司は、どう答えるのか悩んでいるようでした。
そして順番が。
社長:「次、庶務課」
課長:「は、はい」
社長:「おい、庶務課。簡潔に答えよ」
課長:「は、はい、庶務。全員、失禁しております」
●お嬢様学校として有名な私の女子高で、体育祭の行進練習をしていたときのこと。
体育の先生は教育熱心で厳しい先生でた。
先生:「前向いて! バラバラじゃないか!」
先生:「やめやめ! お前らやる気あんのか!
お前ら見てるとな。本当にムラムラするんだよ」
(イライラ + ムカムカ)
さて、グランプリの投票結果は、3作品「おトボケもの」「ズッポドいい」「12時4ぷっちゅん」が並んで最高得点。
松嶋尚美 さん:「全部、仕事編だ」
なので、挙手で選ぶことに。
結果、
「おトボケもの」:0人
「ズッポドいい」:1人
「12時4ぷっちゅん」:5人
で、「12時4ぷっちゅん」がグランプリを獲得。
タモリ さん総括:「仕事場という緊張した場面での『言いまつがい』だから、いい。臨終はその中でも1番緊張した場面だからね」
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