メタボ予防の スロトレ(スロートレーニング)
おもいっきりテレビ(おもいっきりいいテレビ 080424放映)で紹介。
一生太らない身体のつくりかた、として
石井直方 教授が、
メタボリックシンドローム 知識と スロトレ 方法を指導。
石井直方 教授
・東京大学 教授
・身体運動学、筋生理学の第一人者。
・テレビ、講演会でも活躍、本の執筆も多数。
・ボディビルダーとして、世界大会で3位になった経歴の持ち主。
(28歳のときに、ロンドンの世界大会で3位)
おもいっきりテレビ 出演者は、
大沢あかね さん、カンニング竹山 さん、KABA.ちゃん、アンジャッシュ 渡部健 さん、森三中 大島美幸 さん。
司会は、
みのもんた さん、夏目三久 アナウンサー。
◆メタボリックシンドローム の割合
・40歳以上の、「メタボが強く疑われる人」+「メタボ予備軍」の割合
・男性:50.5%
・女性:19.8%
石井直方 教授は、現在でも健康管理のために、ある程度の運動をしている、とのこと。
石井直方 教授:「太らない身体を作るには、生活習慣を改善する努力も、ある程度は必要」
◆メタボリックシンドローム 基準
:メタボリックシンドロームの判定は
以下の1)に該当し、かつ、
・2)の2つ以上が該当した場合 : メタボが強く疑われる。
・2)の1つが該当した場合 : メタボ予備軍
(判定値)
1)お腹周り
・男性:85センチ以上
・女性:90センチ以上
2)検査の値が正常範囲外
「脂質異常」:
・中性脂肪150ミリグラム/dl以上、または、
HDLコレステロール40ミリグラム/dl未満
「血圧異常」:
・最高血圧:130mmHg以上または
最低血圧:85mmHg以上
「血糖異常」:
・空腹時血糖110ミリグラム/dl以上
出演者のお腹周り
・大島美幸 さん:111センチ
・渡部健 さん:87センチ
・KABA.ちゃん:83センチ
・カンニング竹山 さん:104センチ
・みのもんた さん:95センチ
で、KABA.ちゃん以外は全員、1)の項目が該当。
●お腹周りの測り方
・手を下げ、足を揃えてまっすぐ立つ。
・息は自然に吐いたときに測る。(吸ったときではなく)
・おへその高さの、胴回りを測る。
◆メタボリックシンドローム 基準について
・男性のお腹周りの基準(85センチ)が、女性の基準(90センチ)より少ない理由
・男性は内臓脂肪型が多く、同じ胴回りでも、内臓脂肪が付いている人が多い。
・女性は皮下脂肪型が多く、同じ胴回りでも、皮下脂肪が付いている人が多い。
─>皮下脂肪分として、女性は、お腹周りの基準に少し余裕がある。
石井直方 教授:「実際にはお腹周りが細くても内臓脂肪が多い人もいるので、油断はできない」
◆メタボリックシンドローム の害
・メタボだと、現在や近い将来、病気にかかりやすい。
・内臓脂肪はただの脂ではない。代謝異常を惹き起こす20種類以上の物質を出す。
─>内臓脂肪が多いと、血管の障害を惹き起こし、さまざまな病気につながる。
(脳出血・脳梗塞・心筋梗塞・狭心症・糖尿病合併症半身麻痺・認知症など)
・現在、日本人の3分の1が脳卒中、心筋梗塞で亡くなっているので、予防が必要。
◆スロトレ(スロートレーニング)とは
・ゆっくり行うので筋肉の力が緩まず、重い物を持たなくても、重い物を使ったトレーニングと同じ効果が得られる。
(利点)
1)重い物を使わなくても、重い物を持ってトレーニングしたときと同じ効果。
2)重い物を持たないので、関節に負担がかからない。
3)重い物を持たないので、血圧が上がりにくい。
・筋肉そのものは、重い物を持ったときと同じ反応をするので、筋肉のきつさは感覚的には感じる。
◆スロトレ(スロートレーニング)の効果・狙い
・内臓脂肪が溜まる理由
「 摂取エネルギー > 消費エネルギー 」
─>余ったエネルギーが内臓脂肪として溜まっていくため。
─>消費エネルギーを上げるとよい。
<消費エネルギー内訳>
・食事で消費されるエネルギー : 5〜10%
・運動で消費されるエネルギー : 15〜30%
・平常時の基礎代謝エネルギー : 60〜70%
・この基礎代謝のうち、40%が筋肉で消費。
─>運動をしても、全体の15〜30%にしかならない。
─>筋肉をつけて基礎代謝エネルギーを上げると、効果的に消費エネルギーを増やすことができる。
◆年齢による、筋肉の衰え
:30歳を越えると
・筋肉は1年に1%減少。
・若いときと同じ生活でも、筋肉は毎年1%ずつ減る。
・筋肉が減ると、基礎代謝エネルギーも減り、余ったエネルギーが内臓脂肪になる。
・土日をゴロゴロして過ごした場合も、2日間で1%(1年分)減ってしまう。
●スロトレ 基本
・筋肉を鍛えて、筋肉が減るのを防ぐ。
─>基礎代謝量を上げる。
◆スロトレ(スロートレーニング):準備体操
:モモを高く上げて、足踏みする。
1)息を強く吐きながら、ゆっくり、その場足踏み。
2)床と太ももが平行になるまで上げ、そこで1秒止める。
3)息を「フッ! フッ!」と強く吐きながら、交互に太ももを高く上げて、足踏みする。
4)50回。
◆スロトレ(スロートレーニング):太もも、お尻を鍛える。
:ゆっくりとスクワットする。
1)足を肩幅より少し広めに開いて、立つ。
2)両手を頭の後ろに組む。
(ヒジなどきつく感じる人は、両手を前にまっすぐ伸ばした姿勢でよい)
3)背筋を伸ばし、息を吸いながら、膝をゆっくりと曲げる。
3秒かけて、ゆっくりとスクワット。(中腰になる)
4)息を吐きながら、3秒かけて、膝を伸ばす。
(膝を伸ばしきらない)
5)膝を伸ばしきらないまま、3秒かけてゆっくり膝を曲げる。
6)10回、繰り返す。
(注意)
・無理をしない。
・体調が悪い人は行わない。
◆スロトレ(スロートレーニング):腹筋、身体の前面を鍛える。
1)椅子に浅く腰掛ける。
2)背中で、背もたれに寄りかかる。(背筋は伸ばしたまま)
3)両足を揃えて前に伸ばし、軽く足先を上げる。
(両手で、椅子の座面をつかむ)
4)息を吐きながら、3秒で両膝を曲げ、膝を胸の前に引き寄せる。
(両足は揃えたまま、膝を曲げて持ち上げる)
(できない人は、片足ずつ)
5)息を吸いながら、3秒かけて元の位置へ伸ばす。
6)10回行う。
(注意)
・無理をしない。
・体調が悪い人は行わない。
・身体に痛みなどが出たら、すぐにやめる。
大島美幸 さん:「片足でもつらいんですけど」
◆スロトレ(スロートレーニング):ふくらはぎの筋肉を鍛える。
1)椅子に浅く座る。
2)両膝の上に両手を載せて、少し体重をかける。
3)息を吐きながら、ゆっくりと3秒かけて、かかとを上げる。
4)息を吸いながら、3秒かけて、かかとを下ろす。
5)10回。
◆スロトレ(スロートレーニング) 効果を最大限に引き出すには
1)週に2回行う。
(週に3、4回やっても、効果は変わらない)
2)午前中に行う。
・スロトレを行うと代謝が上がり、脂肪が分解されやすくなる状態になる。
─>この状態が何時間か続くので、寝てしまうともったいない。
(この状態で動くと(仕事などで)、脂肪が分解されやすい)
・時間がない場合は、寝る前に行ってもよい。
3)空腹時には行わない。
・空腹時に負荷をかけると、逆に筋肉が分解されて減る。
・満腹時も避ける。
※3セット行うと良い。
<効果はどのくらいで出るか>(石井直方 教授)
・3カ月続けると、何もしていなくても、30〜40分ウォーキングをした位のエネルギーが消費されるようになる。
(消費エネルギーが、30〜40分ウォーキングをした分、増える)
・実際には、このスロトレで内臓脂肪が落ちるわけではなく、食事・歩くなど(有酸素運動)と組み合わせることが必要。
─>組み合わせると、効果的に内臓脂肪を落とすことができる。
石井直方 教授:「身体が元気になったという実感は、1〜2週間で感じられると思います」
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