おもいっきりいいテレビ(おもいっきりテレビ 080827放映)は
南極観測隊シェフ 調理術 について。
「魚・肉・野菜を美味しくする南極流調理術」
西村淳 先生
・元南極観測隊のシェフ
・第30次、38次南極観測隊。
・現在は、海上保安学校の船「みうら」に勤務。教官。
おもいっきりテレビ 出演者は
小泉孝太郎 さん、玉ちゃん(浅草キッド) さん、黒田知永子 さん、うじきつよし さん。
司会は
みのもんた さん、夏目三久 アナウンサー。
◆南極観測隊 での料理は
・予め持ち込んだ40トンの食材を使って、手を変え品を変え、調理。
・新鮮な食材が手に入らないため、鮮度が落ちた食材や、味の落ちた食材を、数多くの工夫で料理。
・隊の人数9人分を作っていた。
(隊員の感想は)
・日本で食べているより豪華な食事だった。
・定食よりも1品、2品、品数も多かった。
・種類もいつも違っていて、1年通しても、同じものはほとんど出てこなかった。
◆南極流 マグロの解凍法
(やり方)
1)湯(40度)1リットルに、スポーツドリンク300ミリリットルを混ぜる。
・湯とスポーツドリンクは、約3対1
2)冷凍マグロを3分漬ける。
・表面が軟らかくなる。
・番組では、マグロの赤身1サク(約300グラム)を使用。
3)取り出して、水分を拭き取り、ペーパータオルに包んで冷蔵庫に1時間置く。
(効果)
・スポーツドリンクの成分が、マグロの体液に近いので、旨味成分が流れ出さない。
・常温解凍では、酸化してマグロの色が悪くなる。
黒田知永子 さん:「おいしい。水っぽくない。ドリンクの味はしない」
(解説:田島眞 教授 実践女子大学)
・スポーツドリンクに塩分が含まれているので、旨味が逃げない。
・スポーツドリンクは、アミノ酸も多く含まれているので、おいしく解凍できる。
(スポーツドリンクがない場合)
・粗塩(漬物用など)を使う。
・塩水(40度の湯1リットルに塩大さじ2)(5%の塩水)
・トロなどの脂が多い魚に適している。
・旨味成分、アミノ酸が多いので、スポーツドリンクだとくどいかな、と思うとき、塩でちょうどよく中和されるのでよい。
◆白身の刺身を、高級料亭の味にするコツ
:白身の刺身(タイ、ヒラメなど)に「昆布茶」をふりかける。
(やり方)
1)ペーパータオルに昆布茶を薄く振る。
2)白身の刺身のサクをその上に置き、上にも昆布茶を振り掛ける。
3)ペーパータオルに包んで、冷蔵庫で1時間。
・ラップはしてもしなくてもよい。
・一晩置くと、本当に昆布締めになる。
・シソのふりかけを使うと、夏向きの刺身になる。
西村淳 先生:「最初は何度か(普通の)昆布締めを作ったんですけど、面倒くさくなったんですね。それと、南極ではゴミを出さないようにしないといけないので、昆布が余ったら食べないといけないので(昆布締めに使った昆布)」
黒田知永子 さん:「柑橘系の味がする。スダチのような? 昆布茶の味は感じない」
◆安い鶏肉を、高級地鶏の味にするコツ
:鶏肉を、扇風機と漬物石で、高級地鶏の味にする。
(やり方)
1)鶏肉の皮に切れ目を入れ、塩、こしょうをする。
2)その上からサラダ油を両面に塗る。
3)バットを逆さに伏せて置き、ペーパータオルを載せ、割り箸を2本、少し離して並べる。
4)鶏肉を箸に渡すようにして置き(皮を上にしていました)、扇風機で風を当てる。
・30分。
・扇風機がない場合は、エアコンの風を当ててもよい。
・乾燥させる。
・油を塗らないと色が変わってしまう。
5)フライパンで焼く。
・最初は、皮を下にして入れ、上にアルミホイルをかぶせ、その上に漬物石を置く。
・中火〜弱火
・フッ素加工のフライパンなら油なしで。鉄のフライパンなら薄く油を敷く。
・アルミホイルが中ブタになる。
6)焼き色がついたら、引っ繰り返し、アルミホイルをかぶせて裏側も焼く。
・引っ繰り返したあとは、漬物石は載せなくてよい。
西村淳 先生:「最初は鶏肉を部屋に放っておいたら、南極は白い砂漠と言われるくらい湿度が低いので、(鶏肉が)乾燥したんですね。それを焼いたらおいしくなったので」
みのもんた さん:「パサパサしていない。しっとり感がある」
◆野菜をおいしく長持ちさせるコツ
:野菜を、バケツを使って真空パックにする。
(バケツに入れた水に沈めて、真空パックにする)
(やり方)
1)ポリ袋に野菜を入れる。
・スーパーの薄い袋でよい。(筒状に巻かれている薄い袋)
2)野菜を入れ、袋の口は水面に出したまま、バケツの水に沈めて、中の空気を抜く。
3)抜けたところで、袋の口をしばり、冷蔵庫で保存する。
・レタスは1週間持つ。
・使うときに空気を入れると、中のパセリなどがフワーッと戻る。
・貝割れ大根、レタス、パセリなど。
・肉、魚を真空パックに好くときは、サラダ油を少し入れるとよい。
・2〜3倍、鮮度が長持ちする。
◆その他 南極では
・ドーム基地は標高3800メートル。
・酸素が薄い。沸点も80度くらい。
・マイナス70度くらいなので、動く車がない。(バッテリー液が凍ってしまう)
─>人間がドラム缶を転がして運ぶなどの作業を行う。
・風に向かっていくと凍るので、風を背に受けるようにして作業する。
・発電機などに使う燃料は軽油。ドラム缶半分くらいを1日で使う。
・室内は19度くらい。
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